三島信用金庫で不動産担保ローンは利用できる?
所有している不動産を有効活用して、まとまった資金を調達したいとお考えではありませんか。
「三島信用金庫」で不動産担保ローンの利用を検討しているものの、「そもそも取り扱いはあるのだろうか?」「審査は厳しいのだろうか?」「いくらまで借りられるのだろうか?」といった疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
地域に密着した金融機関である三島信用金庫は、多くの方にとって身近な相談先の一つです。
この先では、三島信用金庫の不動産を活用した資金調達方法について、詳しくお伝えしていきます。
商品一覧にない不動産担保ローンでも相談次第で道は開ける?
三島信用金庫の公式の商品一覧をくまなく確認したところ、現時点では「不動産担保ローン」という名称の専用商品は、個人向け・事業者向けともに大々的には紹介されていませんでした。
しかし、これは三島信用金庫が不動産を担保とした融資に全く対応していない、という意味ではありません。
特に事業を営んでいる方であれば、事業計画や不動産の価値に応じて、オーダーメイドで融資の相談に乗ってくれる可能性があります。
信用金庫は、地域経済の発展を支えるという重要な役割を担っており、事業者の資金ニーズには柔軟に対応する傾向があるためです。
商品一覧に無くても、諦めるのはまだ早いかもしれません。まずは最寄りの店舗で相談してみることをお勧めします。
事業者向け融資の可能性
三島信用金庫の事業者向けの案内には、「事業者の皆さまに合わせ適切な商品をご提案します。詳しくは店舗へお問い合わせください。」との記載があります。
これは、企業の状況に合わせて、不動産を担保に入れる形での融資も検討してもらえる可能性を示唆しています。
運転資金や設備投資など、まとまった資金が必要な場合は、所有不動産を担保にすることで、より有利な条件での借入れが期待できるでしょう。
シニア層なら自宅を担保にできるリバースモーゲージという方法
もしあなたが50歳以上で、ご自宅を所有しているなら、「リバースモーゲージ」という方法で資金を調達できる可能性があります。
三島信用金庫では「さんしんセカンドライフ」という資金使途自由型のリバースモーゲージを取り扱っています。
これは、自宅に住み続けながら、その家を担保にお金を借りることができるローンです。
「さんしんセカンドライフ」の主な特徴
このローンの融資限度額は300万円から最高5,000万円となっており、生活費や医療費、旅行費用など、投資資金を除く様々な目的に利用できます。
ただし、利用には年齢などの条件があるため、誰でも利用できるわけではありません。
申込時の年齢が満50歳以上80歳未満であること、当金庫の営業地区内に居住または勤務していることなどが条件となっています。
ココに注意
金利や融資条件は変更されることがあります。詳細は必ず三島信用金庫の公式の情報で確認するようにしてください。
事業資金なら無担保でも頼れるフリーローン「襷(たすき)」
「不動産を担保に入れるのは少し抵抗がある」「もっと手軽に借りたい」という事業主の方には、三島信用金庫のフリーローン「襷(たすき)」が候補になるかもしれません。
このローンは、無担保・保証人不要でありながら、事業資金としても利用できるのが大きな特徴です。
融資額は最大で1,000万円と、無担保ローンとしては比較的高額な設定になっています。
金利は固定金利で、審査結果に応じて年3.500%から14.500%の範囲で適用されます。
返済期間は最長15年と長期の設定も可能で、計画的な返済が可能です。
ただし、不動産を担保に入れる場合に比べて金利は高くなる傾向があるため、借入額や返済計画を慎重に検討する必要があります。
ココがポイント
フリーローン「襷」は事業資金にも利用可能なため、個人事業主や経営者の方にとって使い勝手の良い商品といえます。
急ぎの資金調達ならノンバンクも視野に入れてみる
銀行や信用金庫の審査には、ある程度の時間がかかるのが一般的です。
「とにかく早く資金が必要だ」「銀行の審査に少し不安がある」という場合には、ノンバンクの不動産担保ローンも検討してみる価値があります。
ノンバンクは銀行に比べて審査が柔軟で、融資までのスピードが速い傾向にあります。
金利は高めになることが多いですが、それを上回るメリットを感じる場面もあるでしょう。
担保なしで今すぐ借りたい時に知っておきたいこと
不動産という担保がなくても、すぐに資金を必要としている方向けの情報をお伝えします。
世の中には「無担保ローン」というものが存在し、担保や保証人がなくてもお金を借りることが可能です。
特に、審査が早く、最短で即日融資が可能なところは、急な出費で困った際の心強い味方になります。
中には500万円以上のまとまった金額を借りられるところもあります。