遠州信用金庫で不動産担保ローンは利用できる?
所有している不動産を活用して資金を準備したいと考えた時、遠州信用金庫で不動産担保ローンが利用できるのか、気になりますよね。
遠州信用金庫を調べても「不動産担保ローン」という名前の商品が大きく紹介されているわけではないため、取り扱いがないのでは?と感じるかもしれません。
しかし、「遠州信用金庫」では、シニア世代向けのローンや事業性の融資において、不動産を担保とした資金の相談が可能です。
審査はどのくらい厳しいのか?
限度額はいくらまで借りられるのか?
こういった気になる点にも触れていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
遠州信用金庫で利用できる不動産を活用したローンとは?
遠州信用金庫では、明確に「不動産担保ローン」という名称の商品は前面に出ていません。
しかし、所有する不動産を担保にして融資を受ける方法は存在します。
特にシニア世代の方であれば、「リバースモーゲージ」という形で自宅を活用してお金を借りることが可能です。
シニア世代向けの「セカンドライフ充実ローン」
遠州信用金庫には、「セカンドライフ充実ローン」というリバースモーゲージ型の商品があります。
これは、満50歳以上70歳未満の方が、ご自宅を担保にして生活資金などを借り入れできるローンです。
生きている間は利息のみの返済で、元金は亡くなられた後に担保である不動産を売却するなどして一括で返済する仕組みになっています。
融資限度額は200万円以上5,000万円以内となっており、使いみちは投機的なものを除いて自由です。
ココがポイント
金利やその他の条件は変動する可能性があるため、利用を検討する際は、必ず遠州信用金庫で最新の情報を確認するようにしてください。
事業主や経営者が不動産を担保に融資を受けるには?
では、個人事業主や法人の経営者が事業資金のために不動産を担保に融資を受けたい場合はどうでしょうか。
事業資金のためのローン商品一覧には、不動産担保を必須とするものは明記されていません。
しかし、遠州信用金庫の手数料一覧には「事業性融資の根抵当権または抵当権の設定」という項目があり、手数料が定められています。
これは、事業用の融資において、不動産を担保として設定する手続きが実際に行われていることを示しています。
つまり、商品として大々的に紹介されていなくても、事業の状況や資金計画、担保となる不動産の価値などを総合的に判断したうえで、個別に相談に応じてもらえる可能性が高いと言えます。
相談する際に準備しておきたいこと
事業性融資の相談に行く際には、しっかりとした事業計画書や返済計画を準備していくことが重要です。
事業の将来性や返済能力をきちんと示すことが、融資の可否を判断するうえで大きなポイントになります。
審査や融資までの時間はどのくらいかかる?
不動産を担保に入れる場合、その不動産の価値を評価する時間が必要になるため、無担保のローンに比べると一般的に時間はかかります。
急いで資金が必要な場合には、少し時間に余裕を持って相談を開始することが望ましいです。
もっとスピーディで柔軟な審査を希望する場合には、ノンバンク系の金融機関を検討するのも一つの方法です。銀行や信用金庫とは異なる審査基準を持っているため、状況によっては有利な条件で借り入れができることもあります。
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担保なしでお金を借りたい場合はどうする?
中には、担保として提供できる不動産がない、あるいは不動産は使わずに資金を借りたいという方もいるでしょう。
そういった場合には、担保や保証人が不要な「無担保ローン」を利用する方法があります。
事業性資金ではなく、個人の生活費や急な出費に対応したい場合に特に便利です。
500万円以上のまとまった資金を借り入れできる商品もあります。
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遠州信用金庫への相談を検討してみましょう
遠州信用金庫では、「不動産担保ローン」という特定の商品名はありませんが、シニア向けの「セカンドライフ充実ローン」や、事業者向けの個別相談というかたちで、不動産を活用した資金調達の道があります。
ご自身の状況に合わせて、まずは一度、遠州信用金庫の窓口で相談してみてはいかがでしょうか。
それぞれの目的に応じた提案を受けられる可能性があります。